スキンシップ
私は思わず目をつぶってしまった





「危ない!!」





え!?何!?温かい。





「バカやろう!ひかれてえのか!?気をつけろ!」





煩い。って、私が悪いんだけどぉ

う~ん。私が目を開けると。目の前には、ブレザー姿の男の子が





「誰?」

「‥うぅ」





もしかして、この男の子、私を助けてくれたの。温かい。私は男の子の胸の中に顔をうずめた。ずっとこうしていたい。私が男の子を抱きしめようとすると。





「‥」



男の子は目を開けた。





「あっ!えっと!」

「大丈夫ですか?」

「あっええ」





私たちはその場で起き上がった。





「怪我とかしてませんか?」

「別にどこも、なんともない‥です」

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