スキンシップ
「‥」

「なっなんでもないです」



年齢わからないから、とりあえず敬語で。



「ふん」



ふんって何よ!嫌な奴。それにしても背へたかあ。身長どのくらいあるんだろ。体だって、たぶん脱いだら筋肉が。スポーツとか得意そう。

そしてやっと私の番が来た。



「ふう、やっと食べれる」



どこか空いてるとこないかな。お!!空いてるとこ発見!ってええ!!!私が座ろうとした席のすぐそばに今朝出会った男の子が座っていた。きゃあ。おおお!ラッキー!また会えるなんて!!!うっ!あいつ!男の子の隣にはさっきのおっかない男の子が。仲良く話してるみたいだけど友達なのかな。正直、気があいそうに見えないんだけど。あれで友達なのかな。きっといろいろあったんだろうな。あの2人の間に正直羨ましい。私もあの男の子とあんな風に自然に打ち解けてみたい、羨ましい、羨ましいぞ!この野郎。ってかかわって、ヤンキーどっか行けよ。



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