フリーな執事様
「ねえ」

「はいなんです?」







これっやっぱさすがに言えない。でも。







「私、貧乏でお金なんてそんなあなたに払う余裕はないけど」

「‥」

「それでもそばにいてくれるの?本当に」







先に聞いておかないと、こうゆうことは。





「そばにいます」

「‥そっかありがとう。あのそのお。えっと」







言いにくいわ、さすがに、恥ずかしくて。







「尽くすってあのお。そのお。私、幸にそのお」

「尽くしてくださるんですか?」
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