小学生彼氏。



ヤマ君の声にポカンとするあたし。



「俺親父がドラムやっててさ、兄貴はバンドでベースやってて。
ドラム親父が前使ってたのがあるから、それ使ってやる感じで☆」


「お、お父さんドラムやってるの!?」

びっくりして聞き返す。

「すげーんだぜヤマの親父さん!!
親父さんっつーか兄貴って呼びたいくらい若くてさあ!!
そんでめっちゃかっこいいの!!
35には見えない!!」


郁也君が興奮気味に話す。


そ…そうなんだ…。

それはちょっと見てみたいかも☆



「でも練習はどこで??」


「俺ん家でやれば??」





へ!!????







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