小学生彼氏。




「も〜〜〜〜……」


きっと今あたしの顔真っ赤。


「早くッ!!」

ちょっと眉が吊り上がった紐が急かす。


でも………


「……―――こ、ここでは無理ッ!!!!」


そうハッキリ言って紐の顔を見ると
さっきまで吊り上がっていた眉が下がっていた。


「ご、ごめ―……ッ!!」


とっさに謝ろうとした瞬間。



あたしの視界に紐の顔がドアップで広がり
同時に唇に温かくて柔らかい感触が。











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