小学生彼氏。
その後も次々と自己紹介は進んで、潤葉と柚樹も普通に終わり、昼休みになった。
あたしはお弁当を持って柚樹の席に行く。
「初めて知った〜!!
姫ドラム叩けるの??!
かっこいい☆」
潤葉がえくぼを作って聞いてくる。
「ちょっとだよ〜☆
全然うまくないし(笑)」
「それでもすごいって!!」
潤葉があまりに褒めるから少し照れてしまってるあたし。
3人で机に集まってお弁当を食べる。
「てゆうか!!
あの茶髪の人!!!
慶斗っていうんだね〜☆名前もかっこいい!!!」
潤葉の言葉に
「あの翔太郎って人もかっこよくない??なんてゆうの??かっこかわいい的な??(笑)」
柚樹が食い込む。
も〜…2人とも…。
「姫はどっちがかっこいいと思う??」
潤葉が急に振ってくるものだから吹き出しそうになった。
「…!!えッ…」
「姫は彼氏一筋だからね〜」
柚樹があきれ気味に笑う。