小学生彼氏。
そんな感じで三人で話してると降りる駅に到着。
七海高校は電車を降りて徒歩約二十分。
その道のりを歩いて高校に着くと、校門入ってすぐの掲示板にクラスわけの紙が貼ってあった。
「えっ??三人とも一緒じゃない(笑)??」
五組の表を見ていた柚樹がそう言って指差した。
あたしと潤葉ちゃんも五組の表を見る。
本当に三人とも同じクラスだった。
「やったァ☆
よろしくね〜!!」
潤葉ちゃんがそう言って笑う。
「うん☆」
「こちらこそ☆」
あたしと柚樹も笑って返した。
三人で教室まで歩いて行く。
「ねぇねぇ、柚樹ちゃんと姫ちゃん彼氏いたりする??」
潤葉ちゃんの質問にあたしはドキッとする。
「呼び捨てでいいよ〜」
柚樹の言葉に
「あ、あたしも姫でいいよ??」
あたしも賛同する。
「じゃああたしも潤葉でいいよ〜☆
で、で!!彼氏いたりする??」
再び同じ質問…。