雨のち晴れ

アズは何も言わないで黒板の文字を消した。




「ちょっと、まだこいつをかばうの?クラス全員知らんぷりなのにバカじゃないの?」




チナミがアズの前で言った。




アズは全部消し終わってから言った…




「お前がバカなんやろ?なんでこんな幼稚やねん!嘉穂がなんかしたんか?お前が嘉穂に辛い思いさせる権利なんか存在してないんじゃボケ!」




アズはクラスのそとに聞こえるぐらい大声をだした。




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