雨のち晴れ
空色
新学期初日。
私はいつもより早く家をでた。
どうしてもアズに会いたかった
でもアズはいなかった
もぅ学校いっちゃったのかな?
学校についた私は
靴箱のアズの靴に目をやった
「あれ?なんでいないの?」
と呟くと後ろからトントンと
肩を叩かれた。
振り返るとヒイロが立っていた
「嘉穂?どうしたの?真剣な顔して」
ふと我にかえった私は
「えっ…いや…あの、アズとリュウジは?」
「あぁ、昨日はメールで時間決めなかったから今日は四人別々になっちゃったね」
あっ、そういえばそうかも…
「まぁ2人ともくるでしょ」
ヒイロは笑いながら言った