雨のち晴れ
そのあとアズに
家まで送ってもらった。
「もう家ついちゃったね…」
あぁ、もうアズに会えないのか
さみしいなぁ…
「アズ、あたし毎日連絡する!毎日考えるよ!アズのことずっと待っ…」
「しーっ、嘉穂。俺すぐ会えるって言ったやろ?俺のこと好きでいてくれたらまたすぐ会えるからだから」
アズはあたしにそっとキスをした。
「俺も毎日お前のこと考える」
アズの言葉に涙がでた。
でもやっぱりお別れはお別れで
アズの背中が見えなくなるまで
ずっと手を振った。