ツンデレ彼氏
こんな事をしていると、

ガチャ…

キーッ…

疾風が来た。

「…空??」

疾風は珍しく、優しく問い掛けてきた。
「呼び出してごめんね」

ドクン…ドクン…

心臓がドクドクしてる。
言わなくちゃ……。

「いや…。別にいいけど…」

よし…

「疾風」

「んっ??」

一呼吸おいて。
息をはく。

「私たち、別れよ」

言った…。言っちゃった……。

疾風は何も言わない。

別れてもいいって事かなぁ…。

「…な…んでっ??」
"なんで"??

私は、疾風の言葉に…

キレた…。
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