ツンデレ彼氏
今のうちにメールしておこっと。
――――――――――
疾風へ
今日の昼休み屋上に来て。
大事な話があります。
――――――――――
カチッ
『送信しました』
…これで本当にお別れ…。
なのに、なんで胸がモヤモヤするの?
わかんないや…。
「空??本当にいいんだね??」
「うん。いいんだよ。これで…」
これでいい…。
これで
「じゃあなんで泣きそうな顔してるの??」
『泣きそうな顔』
茜のその言葉が妙に気になった。
私が望んだ事なのになんで私…そんな顔してるんだろぅ。
多分それは
「まだ疾風の事が好きなんだと思う」
別れることを決めたからって簡単には忘れられない。
「だったら「でも、私が好きでも疾風は?!」
2人は私のこの言葉で黙ってしまった。
「私がいくら疾風のことを好きでも、疾風は私のことを好きじゃない」
「…そんなのわかんないよ??」
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疾風へ
今日の昼休み屋上に来て。
大事な話があります。
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カチッ
『送信しました』
…これで本当にお別れ…。
なのに、なんで胸がモヤモヤするの?
わかんないや…。
「空??本当にいいんだね??」
「うん。いいんだよ。これで…」
これでいい…。
これで
「じゃあなんで泣きそうな顔してるの??」
『泣きそうな顔』
茜のその言葉が妙に気になった。
私が望んだ事なのになんで私…そんな顔してるんだろぅ。
多分それは
「まだ疾風の事が好きなんだと思う」
別れることを決めたからって簡単には忘れられない。
「だったら「でも、私が好きでも疾風は?!」
2人は私のこの言葉で黙ってしまった。
「私がいくら疾風のことを好きでも、疾風は私のことを好きじゃない」
「…そんなのわかんないよ??」