先輩彼氏☆後輩彼女
双葉は首を横に
ブンブン振る。
「そ、そんなわけ・・・
ナイに決まってるじゃ
ないデスカああぁ!!!」
双葉は、俺の肩を持って、
揺さぶる。
ちょっと、嬉しかった。
俺のこと、嫌いじゃ
ないってわかったから♪
「でも、宮元って奴・・・
口、堅いの??」
「・・・まだわかんない。」
双葉は、泣きそうな顔を
俯けた。
「・・・・でもさ。
双葉が俺のこと、本当に
好きで付き合ったなら、
そう言えばイイじゃん?」
双葉が顔をあげる。
「でも・・・信じて
くれるかな。」
「そのダチが、双葉の中で、
一番信頼できるダチ
だったらそいつ、
双葉のこと・・・・
信じてくれるんじゃねぇ?」