先輩彼氏☆後輩彼女


「てゆっか、新入生代表の
時からもう目立っちゃってる」


大竹先輩が諦めなさい!!
と、あたしを撫でる。


「ふぎょーー!!!!?
 ・・・私立受ければ良かった」


「双葉、何か言った?」


「いえ!!?何も・・・」


(ヤバイヤバイ・・・)


「ま、とにかく双葉は
俺と一緒に挨拶なっ!!」


「・・・はい・・・・・」


窓羽先輩・・・一人でも
挨拶できるのに・・・



「・・・で、こんだけ??」


神野先輩が急かす。



「まぁ・・・これくらいしか
決めてねぇんだよなーー」


窓羽先輩が溜息をつく。



「本当は生徒会の劇、
やらなきゃいけ
ないんだけど・・・」


神野先輩がうーーんと悩む。



え?
やんなきゃいけないの??



「あの・・・劇って、
もしかして毎年やってるん
ですかぁ??」


「そうよ!!
・・・でも今年は
無理っぽいな・・・・」








 

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