先輩彼氏☆後輩彼女
なのに、何で迷う?
いいじゃん。
信じれば。
「運命」ってもんをよ!!
「港一!!」
俺が考え事をしていると、
圭が呼んできた。
「な、何??」
「どーしちゃったんだよ?
さっきから、元気ない
みたいだけど??」
「そう・・・か?」
「絶対そうだって!!」
圭はそう言って、
俺の前の席に座る。
「大丈夫?」
「あ、まあ・・・」
「まあって、大丈夫じゃ
ねぇのかよ!?」
「いや・・・」
「・・・マジお前、
おかしいぞ?」
圭の言う通りだ。
今日の俺、だいぶおかしい。
「頭、ぶつけたんじゃね?」
「そこまで狂ってないし!!」
「・・・だよなー(笑)」
いくら何でも大袈裟だろ・・・