先輩彼氏☆後輩彼女
『はぁ??』
『とにかく、邪魔させねぇからな』
そう言って、あたしを解放した。
今でも、小沢先輩と窓羽先輩が
何を企んでいるのかはわからない。
けれど、なんとなく…
双葉が傷付きそうなきがする。
だから、双葉と窓羽先輩が
付き合わない様に頑張ったのに…
あたしは泣きそうな双葉の前、
最後にこう言い放った。
「双葉、あたしが絶好しようって
言いだしたの…小沢先輩のせいだから」
お願い、双葉。
気付いて。
小沢先輩が何かを隠している。
窓羽先輩と双葉が出会って、
付き合えたのは偶然なんかじゃない。
運命なんかじゃない。
作りだしたんだと思うよ…