先輩彼氏☆後輩彼女
「・・・・っ・・・。
あっ、双葉、お前、
早く体育館、行ってこい
!!!!」
「えっ!!!?」
「馬鹿!!もう、入学式、
始まるって!!?」
「あああああ!!!!!!
そうだったぁぁ!!!
ありがとう!!先輩!!」
双葉が走ろうとした。
グイッ
俺は双葉の腕を捕まえた。
「???せんぱい??」
「違うだろ?”先輩”じゃ
なくて、”春輝”ダロ??」
「・・・春輝・・・先輩。」
「・・・・・。先輩はいらない。
春輝だよ、春輝!!!!
春に、輝く。は・る・き!!」
「は・・・・るき??」
「ほら、もっかい!!!」
「はっっ!!!!
春輝!!!!!!!
・・・・・いいですか?
もう時間が・・・・・。」
「おっし!!!OK☆
行って来い!!!!!」
「はい!!先輩!!!」
「・・・・お前なぁ・・・」
「あっ・・・すみません∑
・・・・春輝!!!!」
そしてやっと、俺は双葉の
腕を離してやった。