アフロディテ



そして、健太君は部屋を出た。




どうしよう、


勢いで「良いよ」って言っちゃった。




愛怒るかな?




もしかして・・・






もう、電話で言ったほうが早いよね。




あたしは愛に電話をした




「夜遅くにごめんね?」



「ううん。全然大丈夫」



「あ・・あのさ健太君」



「うん、kentaがどうしたの?」


「本気で好き?」




「あれ、冗談だよ。本気にしちゃった」



「ちょ・ちょっとね」


「そっか、ごめんね?」


「ううん!大丈夫」



よ・・良かった



「で、どうしたの?」


「あのね、愛は知ってると思うけど」




”工って知ってる?”



「うん!知ってるよ工さんでしょ?」


「そうだよ」


「かっこいいよね!それと何の関係が?」



「あたし、工の妹なの」



「えぇぇぇぇぇぇえええっ!!」



「そ・・それでね?今日健太君泊まりに来てて、


 こ・・告白されちゃった」



「えええええぇぇぇぇええええ!!」



「そんなに驚かなくても」



「いやいや・・いいな~」


「健太君と付き合うことにしたんだよね」



「おめでとう!!」


「電話した理由は今日愛が言ってたからさ・・」


「本当に舞はお人よしだなぁ・・」


「もぅ・・本当に信じちゃったよ~」


「あはは、じゃあ明日」


「うん」




そして電話を切った、
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