オレンジ色
「…うん、いるよ。」
私は言った。
「どんな子?」
なっちも百合に興味あるんだ…。
「…いい子。」
「…あんまいい子じゃないっぽいね!」
なっちも私の気持ち分かるんだ…。
「でも、前はいい子だったもん…最近なんか…。」
「…大丈夫だよッ!それより、さっき泣いてた理由は?」
あっそうだった。
「…うんと、私の家族は母以外交通事故でッ…父も兄も私のせいで…」
「…なんで?」
今なら話せる。
「その日は私の誕生日だった。でも大雨で家族からの誕生日プレゼントがなかった。なのに私は我が儘を…そしたら、父と兄が大雨の中を買いに行ってくれた。二人は帰って来なかった。帰り道に事故に巻き込まれて…。
私、最低でしょう!」
ガバッ
なっちは私を抱き締めながら泣いていた…。
「…お前は、最低なんかじゃない!」
私もなっちの腕の中で泣いた…。
たくさん泣いた…。
この時、私は気付いた。
なっちに恋してる事を…。
私は言った。
「どんな子?」
なっちも百合に興味あるんだ…。
「…いい子。」
「…あんまいい子じゃないっぽいね!」
なっちも私の気持ち分かるんだ…。
「でも、前はいい子だったもん…最近なんか…。」
「…大丈夫だよッ!それより、さっき泣いてた理由は?」
あっそうだった。
「…うんと、私の家族は母以外交通事故でッ…父も兄も私のせいで…」
「…なんで?」
今なら話せる。
「その日は私の誕生日だった。でも大雨で家族からの誕生日プレゼントがなかった。なのに私は我が儘を…そしたら、父と兄が大雨の中を買いに行ってくれた。二人は帰って来なかった。帰り道に事故に巻き込まれて…。
私、最低でしょう!」
ガバッ
なっちは私を抱き締めながら泣いていた…。
「…お前は、最低なんかじゃない!」
私もなっちの腕の中で泣いた…。
たくさん泣いた…。
この時、私は気付いた。
なっちに恋してる事を…。