オレンジ色
*教室*

「秋!はよッ!」
由佳だ。
朝からテンション高い。
「由佳。はよッ。」
由佳は高校に入って一番初めに仲良くなった友達。
「秋〜飴玉それともチョコ派?」
由佳意味わからん。
「何が?」
「だからどっち派か言ってよ!」
一体何?
「じゃあ…飴玉。」
私は呆れた感じで言った。
「うんとねー秋は思わぬところに恋をするだって!」
「何でよ!」
でかい声でたし。
恥ずかし…。
「さぁねー!だって心理テストだもんねー!」
なんだ。心理テストかよ。関係ないやッ。
「私信じてないから!」
「秋はダメだね!」
うるさいな。
「だって、そんなの本人の人生しだいだよ!」
私は本音を言った。
「あ!担任来たよ…。」
私達は自分の席に着いた。

私の恋かぁ…。
もしあの心理テスト当たるのなら、相手は誰?
私は担任にばれないように携帯を開いた。
カチャッ
そしていつものようにチャットする。
…なっちと。
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