オレンジ色
「今日はここまで」
やっと学校終わった。
「秋ばいばい。」
「うん!ばいばい。」
由佳とも今日はお別れだ。すると、そこへ
「秋〜帰ろう〜。」
百合がきた。
「うん…。いくよ。」
すると由佳が
「今日、メールするから。」
耳打ちしてきた。
「うん。分かった。じゃあ行くね。」
私は百合のところに行った。そして教室を出た。
「秋〜。秋って加藤さんと仲いいよね。」
百合…突然なに…。
「あぁ…うん。」
「うち、あの子は苦手だな〜。あっごめん…。」
何か百合、変だよ。
「えッ…全然、大丈夫だょ。」
百合は下を向いた…。
「ねー。秋、後でなっち紹介してねッ!」
急に百合はいつもの百合に戻っていた…。
「…分かってるよ。」
「ならいいんだけど。」
私…百合の事信じらんない。何かなっちの事で利用されてるみたい…。
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