(BL第2段)男性教師の口説き方
そう言って勇気はイスに座った。そして大樹は由季に視線をむけた。由季は赤らめ満面の笑みで大樹を見ていた。まっマジなのか!?

その時の大樹はまったく信じようとはしなかった。由季はかなり美形というかジャニーズ系。その気になれば女の子がほっておかないだろ。そんな由季が自分なんかを好きになるわけがないと。そうだ!ちょっとからかっているだけだ。
しかし…





「先生、真面目に好きです」





この一言で大樹は嫌でも信じることになる。
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