ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
立ち上がったもののグラッと身体が揺れてソファーの背もたれに手をかけた。
「花音ちゃん!大丈夫!?」
はるかが花音を支えながら聞く。
「ちょ・・ちょ・・・(ちょっと)ふらついら~(ふらついた)」
上機嫌にも思える花音なのだがどこか変だ。
わざと明るく振舞おうとしているみたいに見える。
「もう帰りましょう 花音ちゃん ちょっと待ってて」
壁にかかっている時計は1時を指していた。
由紀子ママに言われている時間はとっくに過ぎていた。
私がいけないんだわ クリスマスイブでお店が混んでいたからすっかり花音ちゃんの事を忘れてしまっていた。
今日は最近では一番忙しい日だった。
はるかは事務所を出て店に戻ると店で唯一の青年の元へ行った。
「健(たける)くん 一緒に花音ちゃんを送ってもらえるかしら」
「もちろんいいですよ 花音ちゃん、ずいぶん飲んでいましたね」
頼まれた健は、はるかの後に付いて行った。
「花音ちゃん!大丈夫!?」
はるかが花音を支えながら聞く。
「ちょ・・ちょ・・・(ちょっと)ふらついら~(ふらついた)」
上機嫌にも思える花音なのだがどこか変だ。
わざと明るく振舞おうとしているみたいに見える。
「もう帰りましょう 花音ちゃん ちょっと待ってて」
壁にかかっている時計は1時を指していた。
由紀子ママに言われている時間はとっくに過ぎていた。
私がいけないんだわ クリスマスイブでお店が混んでいたからすっかり花音ちゃんの事を忘れてしまっていた。
今日は最近では一番忙しい日だった。
はるかは事務所を出て店に戻ると店で唯一の青年の元へ行った。
「健(たける)くん 一緒に花音ちゃんを送ってもらえるかしら」
「もちろんいいですよ 花音ちゃん、ずいぶん飲んでいましたね」
頼まれた健は、はるかの後に付いて行った。