ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
――うん♪今日は順調♪
カウンター後の厨房で花音はメロンを切っていた。
壁にかかっている時計に視線を移す。
――まだ8時・・・。
10分おきに時計を見てしまう花音だ。
厨房にいる中年の女性に「時計ばかり気にしているのね?さてはデートかしら?」などといわれる始末。
「フルーツ、テーブルに出してきます♪」
いつもよりご機嫌で気分が浮き立つのをやめられない。
にこにこと厨房を抜けて店の中へ入る。
フルーツのトレーを持った花音を見て健(たける)が近づいてきた。
「ああ、花音ちゃん、フルーツは秋奈さんの所へお願いします」
「はい♪」
黒服に身を包んだ健を見て花音はにっこり笑った。
カウンター後の厨房で花音はメロンを切っていた。
壁にかかっている時計に視線を移す。
――まだ8時・・・。
10分おきに時計を見てしまう花音だ。
厨房にいる中年の女性に「時計ばかり気にしているのね?さてはデートかしら?」などといわれる始末。
「フルーツ、テーブルに出してきます♪」
いつもよりご機嫌で気分が浮き立つのをやめられない。
にこにこと厨房を抜けて店の中へ入る。
フルーツのトレーを持った花音を見て健(たける)が近づいてきた。
「ああ、花音ちゃん、フルーツは秋奈さんの所へお願いします」
「はい♪」
黒服に身を包んだ健を見て花音はにっこり笑った。