ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
――えらくご機嫌だな・・・。
二日酔いで苦しんでいた風もなく健は首を傾げた。
あれほど酔っ払えば今日は一日中布団の中かと思っていたのだ。
テーブルにフルーツの皿を置いてきた花音が戻ってきた。
「今日、二日酔いにならなかったの?」
思わず聞いていた。
「朝は最悪でした。昨日はご迷惑かけてごめんなさい 健さん」
苦笑いを浮かべてペコッと頭を下げる。
* * * * * *
「SION」は満席状態でいつもより華やかさを見せていた。
クリスマスとあって恋人のいない女性は話し相手を求めてやってくる。
それがイケメンで話し上手に、聞き上手ならば女性にはうれしい。
事務所にいたカイトは頃合を見計らってホールに出た。
二日酔いで苦しんでいた風もなく健は首を傾げた。
あれほど酔っ払えば今日は一日中布団の中かと思っていたのだ。
テーブルにフルーツの皿を置いてきた花音が戻ってきた。
「今日、二日酔いにならなかったの?」
思わず聞いていた。
「朝は最悪でした。昨日はご迷惑かけてごめんなさい 健さん」
苦笑いを浮かべてペコッと頭を下げる。
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「SION」は満席状態でいつもより華やかさを見せていた。
クリスマスとあって恋人のいない女性は話し相手を求めてやってくる。
それがイケメンで話し上手に、聞き上手ならば女性にはうれしい。
事務所にいたカイトは頃合を見計らってホールに出た。