ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
「まだ3時か・・・・どこへ行きたい?」



時計を見てどうしたいか聞くカイトに花音は困った。



「カイトさん、お店はないんですか?」



「あるけど、今日は休み 今日一日は花音ちゃんといたいと思ってね」



――またカイトさんったら・・・口がうますぎる・・・。いつも誰かにこんな事を言っているとしたら・・・嫉妬しちゃう。



「どうした?もしかして花音ちゃんはアルバイト?」



「え?いいえ わたしもカイトさんとまだ一緒にいたいですっ」



慌てて言う。



「うれしいよ じゃあ、この近くの水族館へ行こうか」



「はいっ!」


花音の元気な返事を聞くとカイトは水族館に車を走らせた。



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