ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
「・・・・うん 名前で呼ぶ事にする」
――名前・・・なんだっけ・・・?
興奮してしまって母の言葉もあまり耳に入っていなかった花音だった。
「飛び出してきたんだろう?もう帰ろうか」
――帰りたくない・・・。でもカイトさんはこれから仕事だもんね・・・。
遊園地を出て広い駐車場へと進む足取りが自然と遅くなる。
手をつないで歩いているのだが、カイトが少し前を行く形になっている。
――なんか・・・寂しいな。
「カイトさん・・・」
「ん?どうした?」
カイトは立ち止って花音を見た。
――なんかカイトさんに意地悪したくなっちゃった・・・。
――名前・・・なんだっけ・・・?
興奮してしまって母の言葉もあまり耳に入っていなかった花音だった。
「飛び出してきたんだろう?もう帰ろうか」
――帰りたくない・・・。でもカイトさんはこれから仕事だもんね・・・。
遊園地を出て広い駐車場へと進む足取りが自然と遅くなる。
手をつないで歩いているのだが、カイトが少し前を行く形になっている。
――なんか・・・寂しいな。
「カイトさん・・・」
「ん?どうした?」
カイトは立ち止って花音を見た。
――なんかカイトさんに意地悪したくなっちゃった・・・。