ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
「飲みすぎたんだ 莉緒、客間のドアを開けてくれないか?」


紫苑と牧原は1階の客間へカイトを連れて行った。



ベッドにドサッとカイトを投げ出す。


少し乱暴だが、それでもカイトの目が覚める事はない。




「明日は二日酔いで苦しむだろう」


牧原がカイトのジャケットを脱がし、薄紫色のネクタイを外している。



「カイトさん、どうしちゃったの?こんなに飲むなんて・・・」


莉緒はハッとした。



思い当たる事が頭をよぎったのだ。



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