ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
* * * * * *
数日が経ち、カイトと花音は西園寺邸に遊びに来ていた。
「カイトさんと花音ちゃん、すごく幸せそう」
莉緒は2人を見て自分の事のように喜んだ。
「明日、フランスへ行くんです カイトさんが挨拶しておきたいからって」
両親は分かってくれているからフランスへ行く必要はないと花音は言ったのだが、カイトは頑として受け入れなかった。
フランスから戻ってくる時には花音はカイトの婚約者となっているはずだ。
「紫苑さんが偶然にパーティーへ出席しなかったらこんなに早く進まなかったね?」
莉緒はグラスに冷たいアイスティーを注ぎながら言う。
「そうなんだ、どうして紫苑さんは花音ちゃんのパーティーに出席したんですか?その経緯は花音ちゃんもわからないと」
物事をはっきりさせないと気がすまないカイトは今、一番知りたいことだ。
花音も紫苑の祖父がクレール家の知り合いとしか知らない。
「フフッ じゃあ、話しちゃおうかな~」
莉緒は話し始めた。
数日が経ち、カイトと花音は西園寺邸に遊びに来ていた。
「カイトさんと花音ちゃん、すごく幸せそう」
莉緒は2人を見て自分の事のように喜んだ。
「明日、フランスへ行くんです カイトさんが挨拶しておきたいからって」
両親は分かってくれているからフランスへ行く必要はないと花音は言ったのだが、カイトは頑として受け入れなかった。
フランスから戻ってくる時には花音はカイトの婚約者となっているはずだ。
「紫苑さんが偶然にパーティーへ出席しなかったらこんなに早く進まなかったね?」
莉緒はグラスに冷たいアイスティーを注ぎながら言う。
「そうなんだ、どうして紫苑さんは花音ちゃんのパーティーに出席したんですか?その経緯は花音ちゃんもわからないと」
物事をはっきりさせないと気がすまないカイトは今、一番知りたいことだ。
花音も紫苑の祖父がクレール家の知り合いとしか知らない。
「フフッ じゃあ、話しちゃおうかな~」
莉緒は話し始めた。