幸せの四葉のクローバー
「笹!うちの話聞いてる?」

そう言いながら私の目をのぞいていた

私は顔を赤くしながら

「かっこいい」

とつぶやいてしまっていた

「笹。顔赤すぎなんだけど!もしかして、一目惚れ?」

「ちっ、違うってばぁ~」

そう言って私は走り出した

「笹、待ってよぉ~」

夢中に走っていると

あっというまに高校に着いてしまっていた

「走るの早すぎ」

息をゼィゼィ言わせていたさくらの姿があった

「さくらが悪いんだからね」

と言いクラス表を見た

えっ・・・・と

うち何組だろう?


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