一筋縄では逝かせない★
「お前に何と言われようと、俺はお前と離れる気はなぁぁい!!!」
「おじいさんっっ」
おじいさんのまさかの告白に心射たれたおばあさんは、飛び掛かって来た猿にどんぶらこ、どんぶらこと流れてきた桃を投げつけました。
「わたし、間違ってたみたい。あなたの事、飽きもせず芝刈ってるシジイだと勘違いしていたわ。」
そこが川だという事も忘れ、がしっ…とお互いに手を取り合いました。
そのまま2人は滝に流されていったのです…。