一筋縄では逝かせない★




その頃鬼は、一人5段スポンジケーキの前で取り残されていました。



「何だかよく分かりませんが…大変なことになっていますねぇ…」



そんな時、鬼のお腹がぐぅ、と鳴りました。



「や…やっぱりお腹空いちゃいました…いただきまー…」



鬼は言い終わらないうちに5段スポンジの一番下の段をがっし、と掴むと、ちぎって食べようとしました。




< 125 / 525 >

この作品をシェア

pagetop