一筋縄では逝かせない★
「…えーっと、いつの間にきたんですか?」
みんな、愕然としていてもう誰が言ったか分かりません。
「これも説明すると長くなるぞ?」
おじいさんの細い目が光りました。
「おばあさんの高速金ちゃん走りを譲り受けた。」
確か、そんなこともあったような…?と、猿が首をひねります。
「それにしても!犬もなんでいるんだよ?鬼と一緒にきたんじゃねえのか?」
「ああ…。置いてきた。そろそろ来るだろう。」
全然訳が分からずスタートはきれそうにありません。