一筋縄では逝かせない★



「ほーら!早くしなさいよっ★」



おばあさんは久しぶりにおじいさんに会えたのがうれしいのか(←実は赤の他人)ハイテンションで地上に向かおうとします。



「なんじゃ?!ほんとに…こっからどう地上に出るというのじゃ。」



王様は胸のときめきに不安を感じながらも抵抗しました。



「それなら心配なーいわ★私の得意業でどーにかPLAYするのよ!」



と、にんまりと笑いまたも、王様のハートを奪っていきました。



「さっ!はーやーくうー!きゃはっ★」



おばあさんは王様の手をとって、水の中を得意業、高速金ちゃん走りで走っていきます。(←水の中でも使用可能)



「なんじゃ…このはやさ…」



王様は、おばあさんの横顔にドキドキと胸を高鳴らしました。



このときめきがのちにまた、大変な騒ぎを起こすことになろうとは…。





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