一筋縄では逝かせない★
「何言ってんだ?」
男は少し呆れながらも言葉をもらしました。
「効かない!なんで効かないのよ?!」
「ほんとマジどうしたんだよ?大丈夫か?このばばあ。」
まだ訳の分からないことを呟くおばあさんに男は少し恐怖を覚えます。
「あんた、何者よ?!」
「てめえこそ何者だよ?いきなり出てきやがって!」
みんなはその様子を陰でひやひやしながら見ています。
「さっすが、小娘の兄だけはあるわね。」
おばあさんが残念そうに下をむきました。
「なんのことか分かんねーけど、俺はかわいーピッチピチの女の子が大好きなんだ!てめえみたいなよぼよぼはキョーミねーの★」
男は大口を開けて、綺麗に笑いました。
そのあまりの綺麗さに、そこにいた誰もが見とれてしまいました。