一筋縄では逝かせない★



一瞬時が止まりました。



「何ですってー?!あんた調子乗ってんじゃないわよ!」



おばあさんはとんでもない発言をした犬に迫っていきました。



「なんでだよー。俺はもらって食べたんだよ。何も悪くねぇ!中身はなかったけど…。」



もしかして…とおばあさんは思いました。



「もしかしておじいさん?」



「なんだ。おまえも知ってるのか。思い出の人がどーのこーのでくれたんだよ。ずいぶん疲れてたからこのたるみを見間違えちゃったんじゃねーの?」



と犬はおばあさんの頬を指差しました。



最後に、似てるもんな。と付け足して…。




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