一筋縄では逝かせない★
「ちょっと!」
キジは訳の分からない行動をとる二人を止めようとします。
…が、この二人がそんなことでへこたれるはずがありません。
「触らないで!」
桃子はにこやかな笑顔でキジを追い払い、再びるんたるんたと踊りはじめます。
「(結構こたえるな…)」
キジは空を見て一度、深呼吸し、再度挑戦しようと試みます。
「二人共!他のチームは…!」
その瞬間、キジは二人にものすごい目で睨まれ思わず、
「や…なんでもありません…」
と、肩をすぼめました。
「もう…どうしたらいいんだ…」
キジはいつ、この雰囲気から抜け出すことができるのでしょうか…。