一筋縄では逝かせない★
「かっ、関係ないわよ!でも早く教えなさいよ!」
「へいへい。でもあのジジイを好きって認めてくれたら教えてやってもいいぜ?」
犬はスゴーく偉そうに腕を組みました。
「私はっ…。「俺は好きだよ?あのジジイのこと。」
おばあさんが答える前に猿が答えました。
よっぽど自分も女のことが知りたかったのでしょう。
その瞬間、犬は「へえ?」と偉そうに。
キジは「…。」と青白く。
おばあさんは「私も…す…き…です…。」と誰にも聞こえないような声で呟いたのでした。