一筋縄では逝かせない★



「うん?聞こえないなぁ〜。」



犬は面白そうに笑いながら、おばあさんの顔を覗き込みました。



「だからわたしもおじいさんのことが好きだって言ってんでしょ!?」



おばあさんはついに大声で叫びました。



「…ほほぅ。」



犬はその勢いの良さに感心し、



「…!!!」



猿は焦りを顔に浮かべ、毛を掻き毟りました。



−その時です。




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