一筋縄では逝かせない★



「川沿い歩いてるみたいね…」



4人は見付けた足跡をゆっくりと辿っていっています。



「でもこんな方行ってどうするんでしょうね…」



「ま、とりあえずなんかあるってことだろ。」



「(この兄まじで楽観的…)」



犬は後ろを向いて、先が思いやられる、と小さくため息をつきました。



「結構長い間歩いてんのね…」



すでに桃子には疲れが見えます。



しかしその途端、



「…あ!いい手があるじゃない!最高のジョーカーが!」



顔を一気に明るくし、さっきの疲れはどこにいったのかというくらい元気になりました。




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