一筋縄では逝かせない★



「さあさあさあ!どうするんですか!?私的には銃で心臓をひと狙いにするか、刀でひと想いにいくかが良いと思います」



男は空気に耐えきれなくなってきた様で鬼達を急かしました。



すると見かねた一人(?)の鬼が、



「へい!お頭!」



と、すすす…と鬼の頭(かしら)の後ろへ歩み寄って来て金棒を手渡しました。



「…おい、お前。これ…」



「なぁーに言ってるんですか。殺るんでしょ?」



「う゛…」



鬼の頭は金棒をじっと見つめ、動かないままです。




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