一筋縄では逝かせない★



「はい。無理も無いと思います。“時が止まっていた”とは、私も“止まっていた”という事なんです。」



桃子は一度目を伏せ、一呼吸置くと



「眠っていたので私にもよく判らないのです…」



と言い、そのまま俯いてしまいました。



「なんと…!」




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