一筋縄では逝かせない★
「なーにが頭脳戦よ!あんたのその小さーい頭に何が詰まってるっていうの?」
今まで黙っていたおばあさんがいきなり大口あけて笑いだしました。
「は?(何キャラ?)」
「その頭で何が考えれるのかって聞いてんのよ。」
おばあさんにそこまで言われて黙っている桃子ではありません。
「少なくとも。あんたよりは考える力はあると思うけど。」
しかしここは冷静に。
桃子はグッと怒鳴りたい気持ちを押さえつけました。
「あら。そうなの。てっきり「それに、私達のあとつけてたときだって隠れ方が甘かったわけだし。」
桃子は勝ち誇ったように上から見下ろして笑います。
「ケンカしてる場合じゃありませんよ。ほら。声が聞こえてきましたよ?」
男の言葉に2人は黙って振り向きました。