一筋縄では逝かせない★



「うーむ、上等な湯呑みも欲しいのぉ。せっかくのハイキングなんじゃから…」


息を切らしながらも、前へ突き進んで行きます。



「あっ、お父様そっちじゃなくて…」



桃子はおじいさんの後をこっそり付いて来た様です。


「迷ってはいけないから…」



桃子は砕いたせんべいを来た道へ落として行きました。




< 42 / 525 >

この作品をシェア

pagetop