一筋縄では逝かせない★
「…っっ!」
畑おばあさんはお頭が視線に気づき、自分の方を向くと、いったんは怯んだように視線を逸らしましたが、再び強く睨み返しました。
そんな畑おばあさんの視線に、
「な…なんだ…!」
目を見開きながら、お頭は言いました。
「なんでか…なんでか分かんないけど…その子を悪く言わないでっ!!」
「…!?なっ……何…!?」
畑おばあさんの突然の大声に、男は動揺したように瞳を揺らしました。