一筋縄では逝かせない★



「あ、」



誰が言ったのか、一同はそちらを向き、声を発した主の視線をたどりました。



その先には、



「……」



ムクリと起き上がり座っている船長がいました。



その頭には箱がかぶったままで、なんとも間抜けです。



「覚めたか…?」



覚醒しているのか箱で表情が判りません。



「―お…」



「?」



「…同じじゃねぇか!!コンチクショー!!」



「!?」




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