危険率100%の恋
「汚されたんだよ」

「まさか、長崎先生」

「違う!若い男達だった」

「でも!ひどい!警察に言った方が」





祥子は小さなため息をつきながら





「名前とかわからんないからさぁ。訴えたくても、訴えられないよ。顔は一応、覚えてんだけど」

「両親に相談するっていうのは?」

「親は私のことなんて、なんとも思ってない」

「‥」

「いいんだよ。もう、終わった事だし。今更。忘れるからさぁ。昨日のことは」





祥子はすごく辛そうだった。





「忘れられるの?」

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