俺様王子とツンデレ姫の物語

姫はようやく職員室に辿り着いた。


「おぉ!遅かったな葵」


「すいません、迷子になってたもので。。。」


「まぁ、いい、今から集会だ!」

来た早々集会かぁ。。。。

泣いていいかな?




そして担任と一緒に自分のクラスまで行った。


「葵、九竜の後ろに並んで」

「あっはい」



「うっちゃん、もしかして例の転校生ちゃん?」


担任のことをうっちゃんと呼んでいるらしい

ってかうっちゃんって。。。。。



「そうだぞ、九竜仲良くしてやれよ?」


「わかってます」


うっちゃんは「ふーん」と言って列の前に言った。


「はじめまして、私九竜・美樹よろしく」

美樹は姫に握手を求めた。

姫は、美樹を上から下へと見ていた。

クルクルの茶髪で目はパッチリ二重!


「聞いてる?」


「えっ!。。。あっ!私?葵・姫。。こちらこそよろしく」


「姫?可愛い名前ね」

いやや!あなたの方が可愛いから

名前も見た目も!


「あっありがとう」


「ほらー行くぞ」


担任の言葉で、体育館へと向かった。








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