君の全てが・・・



この学校で・・・
否、この世で
唯一信じられる奴だ。

別に紗菜の事を信じていない
わけではないが、
俺はあいつの事を何も知らない。


昼休み。

俺は、俊と昼飯を食べていた。

すると・・・紗菜の方から、

聞き捨てならない
言葉が聞こえて来た。


『あんなドS野郎!!』


紗菜にとっちゃ、

声に出してない

つもり何だろうけど、

全て声に出ている。


そこもおもしろい。

飽きない奴だ・・・。

 
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