君の全てが・・・


噂って流れるのが早いな。


「いつって・・・朝??」

『は?俺別れるなんて言ってないんですけど??』


・・・何で??

何でそんな必死に言うの??

私なんか遊びだったくせに。



「大体!!あんたなんか好きじゃない!!なのに何でっあんたなんかと付き合わなきゃいけないの?!」

『っ!!』


そう私が言うと、
あいつは・・・
酷く傷ついたような顔をした。


そんな顔・・・しないでよ。
あんたが私を捨てたんじゃん。

私は無我夢中で教室から、
飛び出した・・・。

あれ以上あいつと話してたら、
決心が・・・



気持ちが溢れ出しちゃいそうで。


< 37 / 76 >

この作品をシェア

pagetop